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トップ > メディア掲載 > 月刊Diet&Beauty連載 「今から取り組むWEBマーケティング」 > 第12回 成功パターンを把握する

第12回 成功パターンを把握する

今回はサイト運営の中の一番地味な部分である「検証」のに関して説明します。
集客活動とランディングページ(最初に見るページ)の最適化をきちんと行うとサイトへの訪問者は増加し、それに従いサイトのゴールである問い合わせや購入、予約なども増えるようになります。この段階でゴールにたどり着くパターンを分析し、どのようなきっかけの訪問者がゴールへたどりつく傾向が高いのか、どのページをみた人がゴールにたどりやすいかといった成功パターンの分析を行います。具体的には下記項目を解析して把握します。
1. 訪問者全体でのゴール到達率
2. ゴール到達者の閲覧ページ数
3. ゴール到達者の訪問回数
4. ゴール到達者の初回訪問のきっかけ
5. ゴール到達者のランディングページ
6. ゴール到達者の途中の閲覧ページ
まずは全体傾向を把握します。(1〜6)
何%の人がゴールへ到達するかを把握し、アクセスが増加した場合の収益を予想しやすくします。
次にきっかけ別にゴール到達状況を調べます(2〜6)
全体傾向と比較して比率が高いものはさらに増やす価値のあるパターンです。
逆に全体傾向と比較して比率が低いものは効率的なパターンとはいえません。
上記の二つを見極めて、集客を強化したり、ランディングページをチューニングしたり、アクションページへの誘導を強めたりします。
検証にあたり2,3,4をどこまで検証できるかで結果の信頼度が変わります。訪問者の最初のきっかけを把握しないと、何度も訪問して意思決定を行う人の傾向まで把握できません。最初の訪問きっかけが広告でも、アクションを起こしたときの訪問きっかけは社名、店名、ブランド名かもしれません。サイトへ再訪問があることを前提とした検証をおこないましょう。
これらの分析は無料のアクセス解析ツールではできない部分もありますが、広告の検証ツールなどと組み合わせて毎月きちんと検証すると徐々にサイトが最適化されていきます。定点観測の一環として行うことが望まれます。

第12回 成功パターンを把握する


 所長 福井敏治

この記事はCMPジャパン発行の「月間Diet & Beauty 2007.11.15号」の連載記事 「今から取り組むWEBマーケティング」 に掲載されたものです。


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